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二匹のねずみがすもうをとっているのを見た、きこりのじいさま。よく見ると、やせっぽちで弱いねずみは、じいさまのうちのねずみでした。じいさまは、大事にとっておいたもち米でおもちをついて、ねずみにあげて…。（TRC MARCより）

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タクシードライバーの松井さんは、車に若い男の人を乗せました。お客のいうとおりに走っているうちに、どこを走っているのかさっぱりわからなくなってきました。バックミラーを見てびっくり、お客はなんと山ねこだったのです…。（TRC MARCより）

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つるを助けた貧乏な若者のところへ、美しいお嫁さんがやってきた。お嫁さんは、「中をのぞいてはいけませんよ」と言って機織りを始めた。できた布は高く売れた。しかし2反目を織っているとき、若者は約束を破ってしまい…。（TRC MARCより）

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一度にたくさんのかもをとろうと罠をしかけた、かもとりごんべえ。罠にかかった99羽のかもが一度に飛び立ってしまい、わなのひもを持っていたごんべえは、雲の上まで舞い上がり…。（TRC MARCより）

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化け上手のたぬきに何度もだまされていた、人の良いごさくどん。寒い冬の日、鎮守さまの裏にある池につかって「りこうもんにしてくだされ」と、お願いします。それを見ていたたぬきも冷たい池に入りますが…。（TRC MARCより）

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吉野原にすみついたきつねたちがみちゆく人をだましているといううわさをきいた兵六。ひとりで吉野原に乗り込みますが、きつねたちはあらゆる手でばかそうとしてきます。兵六はだまされまいとしますが…。（TRC MARCより）

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肥後のひこいちは、じまんのとんちで、着ると姿が見えなくなるてんぐどんの宝物の「かくれみの」を手に入れた。とくいになったひこいちは、かくれみのをきて、まちのひとをからかって…。（TRC MARCより）

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